統括プロデューサー 今井義博の経営哲学

開業前の7つの誤り

成功者の条件 01 私の知る“成功者”は、優れた自己分析能力を持っている。 02 懐疑主義者的発想 03 指導力(リーダーシップ) 04 価値観の洗浄 05 “人財”経営思考 06 コミュニケーション能力 07 ビジョンと目標 08 先ずは自己責任 09 感性と科学 10 素直な心

私の知る“成功者”には共通点がある。
この、10の条件を持ち合わせているならば、
何の仕事をしても必ず成功できる。

常に自問自答し、あらゆる状況の中で、自分の思考や判断が“偏見”無く“事実”に基づいているかを確認している。

  1. 自己分析能力

    自分の伸ばすべき能力と補うべき能力を分析できているだろうか。

    私の知る“成功者”は、優れた『自己分析能力』を持っている。
    常に自問自答し、あらゆる状況の中で、自分の思考や判断が“偏見”無く“事実”に基づいているかを確認している。
     例えば、「自分の長所と短所をそれぞれ7つ書きなさい」と問われたら、貴方はすぐに書けるだろうか。単純なことだが、自分の長所と短所を知らなければ、自分の伸ばすべき能力と補うべき能力が分析できていないことになる。自己分析能力の低い人間に“経営”はできないと言っても過言ではない。

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  2. 懐疑主義者的発想

    物事が順調に進めば進むほど、自分の思考を疑う習慣をもっているだろうか。

    私の知る“成功者”は、常に自分の判断や思考に疑いの余地を残しておくという発想を持っている。
    特に物事が順調に進めば進むほど、「何かが違うのかもしれない」「順調だと思っているのは私だけかもしれない」「潜在化している問題があるのではないか」などと自分自身に問いかける習慣を持っている。
    だから、問題が発生した時には、問題が顕在化したと歓迎し、問題に対して客観的に取り組むことができる。
    そして、負の財産だったはずの問題を、“原因の追究”というプロセスと“解決”という結果をもたらし、いつの間にか正の財産に、つまり、問題を資産化してしまうのである。

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  3. 指導力(リーダーシップ)

    優れた指導者は、医師、経営者、夫、親、男としての判断を混合しない。

    私の知る“成功者”は、指導力(リーダーシップ)を持っている。
    親分肌だとか面倒見が良いとかいう、天性的なものがなくても、指導力は必ず持つことができる。
    指導力は科学だから。
    優れた指導者の判断は、常に医師、経営者、夫(妻)、親、男としての判断を混同せず、且つ適切な言葉を選び相手に伝えることができる。自分の娘ほどのスタッフに対して、モノを言う時には、決して
    “父親のモノ言い”でも“男のモノ言い”でもなく、医師として、または経営者として適切な言葉を選ばなければならない。指導力の90%は適切な判断による、適切な言葉の選択なのである。

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  4. 価値観の洗浄

    価値観の変化を的確にとらえるためには
    自分自身の価値観に柔軟性を持たせなければならない。

    私の知る“成功者”は、明確な価値観を持っているが、一方で常に価値観を洗浄している。
    時代や環境、人間によって価値観は変化する。その変化を的確にとらえるためには、自分自身の価値観に柔軟性を持たせなければならない。そうでなければ洞察力を高めることはできないし、主観的な判断や偏見を持つことになる。価値観洗浄の近道は、“読書”であり、成功者たちは寝る時間を削って本を読んでいる。

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  5. “人財”経営思考

    患者がクリニックを選ぶ理由の
    ほとんどが、人間に対する要求である。

    私の知る“成功者”は、“スタッフは財産”であると考えている。
    クリニック経営の基本は、“人財”である。患者にとって“医療技術”があって当たり前である。患者がクリニックを選ぶ理由の第1位は「院長の対応」、第2位は「住まいに近い」第3位は「スタッフの対応」第4位は「治療説明」、上位4つのうち3つが人間に対する要求である。
    人を財産として考えられない人間は、医師としても、経営者としても、失格である。

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  6. コミュニケーション能力

    成功者は、相手に真実を言わせるための術、
    自分の言いたいことを伝えるための術を知っている。

    私の知る“成功者”はコミュニケーション能力が秀でている。
    相手の情報を引き出すためには、単純に言いたいこと言えばよいというものではない。真実を言わせるためには、自分がどういう言葉で、どういうニュアンスで、どういう表情で、どういう声の大きさで、実践するべきかを知っている。同時に、自分の言いたいことを伝えるための術も知っている。必要な時は、文章で伝えることもする。『コーチング』の手法を使う場合もある。自分以外の人間の理解や信頼、協力を得るためにはコミュニケーション能力を高めなければならない。

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  7. ビジョンと目標

    目標を持ち、楽しんで仕事をしている人たちは
    10年先のビジョンをもって人生を謳歌している。

    私の知る“成功者”は、明確な“ビジョンと目標”を持っている。
     目標がなければ達成感が得られない。達成感を得られなければ、苦労を楽しめない。楽しめなければビジョンを持てない。楽しんで仕事をしている人たちは、今日の目標、1週間の目標、1ヶ月の目標、半年の目標、1年後の目標、5年後の目標、10年後の目標、そしてビジョンを持って人生を謳歌している。
    そして彼等は、会社であれ、個人であれ“ブランド”を構築していくのである。“ブランド”とは、贅沢品でも高額品でもない。“ブランド”とは、信頼であり、保証であり、そして約束である。

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  8. 先ずは自己責任

    成功者たちは、何か問題が起きた時、
    先ずは自分の責任を追及する習慣がある。

    私の知る“成功者”は、先ずは自己の責任を追及する。
    成功者たちは、何か問題が起きた時、失敗した時、先ずは自分の責任を追及する習慣がある。
    自分の責任を追及した上で、他の原因を冷静に分析し、反省すべきは反省し、言うべきことは言い、自己責任型の集団を形成していく。

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  9. 感性と科学

    成功者たちは、自分の“直感”を信じ、
    一方で、疑いを持って科学的に検証する。

    私の知る“成功者”は感性と科学のバランスが取れている。
     彼等は自分の“直感=感性=右脳”を“論理=科学=左脳”で正当化する。自分の“直感”を信じるが、実は疑いも持っていて、自分の“直感”が正しいかどうかを科学的に論理的に検証した結果、簡単に“主観”を認め、自己否定する場合もある。しかし、検証の結果、それが正しいとなれば、全知力とエネルギーを注ぎ実現に向けて行動するのである。

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  10. 素直な心

    松下幸之助の書いた本に
    「素直な心を持ちなさい」という本がある。
    私は、この本を読んで人生を変えることができた。