優れた指導者は、
医師、経営者、夫(妻)、親、
男としての
判断を混合しない。
私の知る“成功者”は、指導力(リーダーシップ)を持っている。
親分肌だとか面倒見が良いとかいう、天性的なものがなくても、指導力は必ず持つことができる。指導力は科学だから。
優れた指導者の判断は、常に医師、経営者、夫(妻)、親、男としての判断を混同せず、且つ適切な言葉を選び相手に伝えることができる。自分の娘ほどのスタッフに対して、モノを言う時には、決して“父親のモノ言い”でも“男のモノ言い”でもなく、医師として、または経営者として適切な言葉を選ばなければならない。指導力の90%は適切な判断による、適切な言葉の選択なのである。