7つの前提条件 -自己資金能力

“自分で持っているお金”=自己資金、 ではない。

“自分で持っているお金”=自己資金、ではない。無利子・無担保・無保証人で準備できる金額の合計が自己資金であると解釈しても良いだろう。つまり、親族などからの借り入れできる金額も含まれるのである。
 自分の資金能力を把握できないで、開業を語ってはいけないし、自己資金を最初に聞いてこない企業または個人を信用することは危険である。なぜなら、自己資金能力のレベルによっては、全く開業の方法が異なるからである。
ちなみに、自己資金が少ないから開業できない、と思っている人がいるが実はそうではない。お勧めはしないが自己資金が“ゼロ”でも開業は可能である。この類の話しを積極的に働きかけてくる“企業に属さない個人”には要注意である。